1月3日の天気の見方

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今回は,箱根駅伝を見た後に双子を連れて妻の実家へ行ってきた「名ばかり予報士」でございます。

今日の双子はこの方々に遊んでもらいました😄

『短期予報解説資料』には何と

今日の「短期予報解説資料」はこちらから確認できます→https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/data/jishin/kaisetsu_tanki_latest.pdf (掲載元:気象庁ホームページより)

今回もまずは「2、主要じょう乱の予想根拠と解説上の留意点」をみてみたいと思います。

①にある通り、上空約5,000mにある強い寒気をともなう気圧の谷が通過することで、日本海にある前線をともなう低気圧が北東方向へ進みます。

すると、低気圧に向かって暖かく湿った空気が地表に近い下層で流れ込むことになり、北日本〜西日本の広い範囲で大気の状態が不安定になります。

②では、①の前線の通過後にさらに4日にかけて気圧の谷が日本海を南下し、東日本を通過するようです。

それにより、大気が不安定になることに加えて、降雪量が増えるようです。

「4、防災関連事業[量的予報と根拠]」

ここの①では大雪ポテンシャルということで、今日の18時からの24時間で、北海道では50cm、東北・北陸30cmなどとなっているので、雪の量や波浪には注意が必要になります。

「大気の状態が不安定とはこれ!」

※「大気の状態が不安定」は以前も書きました。思い出してみると、上空には冷たい空気、地表付近には暖かい空気があると、冷たい空気は下へ、暖かい空気は上へ向かおうとします。

この上下運動で、雲のできる原因の「上昇気流」が発生します。それが激しいほど、夏は大雨や落雷、竜巻、冬は大雪や暴風雪などが起きることになります。

「気象衛星」の画像では?

ちなみに、現在の気象衛星の画像はこちらです(出典元:気象庁)。

これをみると、北海道から東北北部付近に向けて、大陸から日本海へ寒気が流れ込んでいるように見えると思います。

明日や明後日も再び寒さや大雪に気をつけましょうってところで、今回はこの辺でお開きってことで、また。