今回も「名ばかり予報士」でございます。
今回は気象からちょっと離れて、先日近くの小高い山に登った時に見つけたものについての話。
晴れた日に2〜3時間ほどでパッと登れそうな、そんな都合のいい山はなかなか無いが、そんな感じの山があったもんで登ってみた。
山頂近くでふと「三角点」という表示をみた時に「あれ、何だったっけ?」ってすっかり忘れてしまっていたので調べてみた。
まずはこういった名前のものは種類があって、「基準点」という括りの中に「三角点」、「水準点」、「電子基準点」と言われている。
そもそも「基準点」は地球上の位置や海面からの高さが正確に測定された点をいう。
「三角点」は山の山頂付近にあり、緯度や経度が正確に求められている。
「水準点」は全国の主な国道や主要地方道沿いに約2kmごとに設置してある。水準点を用いることで、土地の高さを精密に求めることが出来る。どれくらい精密かと言うと、㎜単位というからそりゃ細かい。
あとは「電子基準点」というものがあるらしく、それはGPS衛星からの電波を受けて観測出来るものだということだ。
昔聞いたことがあるとはいえ、どこにあるかを探すとそれはそれで登山や散歩の時に楽しくなるかも知れない。
ってところで、今回もこの辺でお開きってことで、また。