【※これまでに】「事業復活支援金」で気になっていること【をまとめてみた】

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今日もかなり寒い朝になったなぁ〜と着込みまくって出勤した「名ばかり予報士」でございます。

さて昨日から確定申告の時期が始まりましたが、それと並行して今も毎日「事業復活支援金」のご相談が多い状況です。

相談を受けた中で、気になることがいくつかありましたので、参考になるかどうかは別として、ちょっと書いてみたいと思います。

◎申請IDの発番をするためのメールが返ってこない

 これは、たまにお客さんから聞くんですが、考えられる原因としては、

①システム上のエラー

②ご自身の携帯(スマートフォン)のメールの受信設定が厳しく制限されているなど

が考えられます。

◎2月18日(金)から申請が始まる特例の中でもちょっと特殊なケース(事業承継)について

お客さんからの問い合わせで、こんな質問がありました。

個人事業から最近法人成りをしたが、その際に代表者も変更したとのこと。

さてこの場合はどういう申請をするのか。

結論としては、事業主本人から連絡してもらい、個人事業時代の代表者の氏名や現在の代表の氏名や謄本(履歴事項全部証明書)についての確認などが必要になるとのことで、その時々で違うかもしれません。

なので、こういった場合は個人事業時代の確定申告書、決算書と法人設立時の届出書や謄本などを手元に準備しておき、

「事業復活支援金」事務局に問い合わせてみるといいかもしれません。

◎確定申告書の準備について

申請の時に必要な確定申告の書類は、基準月の設定によって変わりますので、注意が必要です。

ちなみに、

・「基準月」とは、「事業復活支援金」の制度上は、直近(2021年11月〜2022年3月)の売上と比較をする数年前の月のことです。

例)2021年11月と2019年11月を比較するのであれば、2019年11月が基準月となります。

・「対象月」とは、上記の例で言う2021年11月のことで、直近の売上が減少している月になります。

その上で、以下の準備が必要です。

「基準期間(基準月を含む期間)」が

・2018年11月〜2019年3月:2018年、2019年、2020年の確定申告書(法人の場合は年度)

・2019年11月〜2020年3月:2019年、2020年、2021年の確定申告書(   〃   )

・2020年11月〜2021年3月:2020年、2021年の確定申告書(    〃    )

となります。

こちらは事業復活支援金の詳細について(2月10日時点版)の17ページに記載がありますので、今一度確認してみてください。

詳しくはこちら→https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_fukkatsu/pdf/summary.pdf?0210 (掲載元:経済産業省ホームページより)

◎事務局の電話がつながりにくい

これは、以前の「持続化給付金」や「一時支援金」、「月次支援金」でも同様のことが起きていましたが、個人的な感覚としては、今回は今までの中でも一番と言っていいほど、最初から問合せが集中しているように思います。

なので、やはりしっかりと事務局に電話で確認してから進めたい方は、少し時間を置いてからかけてみた方が良いと思います。

◎申請サポート会場の予約について

・申請サポート会場の予約について

こちらについては、少なくとも各県に1ヶ所以上は「申請サポート会場」が設けられています。

詳しくはこちらを参照→https://reservation.jigyou-fukkatsu.go.jp/area-search-country (掲載元:事業復活支援金事務局ホームページ)

ただし、先ほど事務局への電話での問合せが多いと書きましたが、申請サポート会場の予約状況もかなりの時間帯が埋まっているようです。

特に、ホームページ上では約2週間先までしか予約することができませんが、2週間先の最終日もすぐに埋まってしまうという会場もあります。

予約は電話でもホームページからでもできますので、ご自身のやりやすい方法で、予約を行ってください。

また、いずれの方法にしても予約番号が割り振られますので、必ず控えて申請サポート会場に行った際に、担当者へ伝えられるようにしておいてください(ホームページから予約する方は、予約時に入力した電話番号にショートメール(SMS)に予約番号が記載されたものが送られてくると思いますので、そちらをご確認ください。)。

◎パソコンがちょっと苦手な方などは

できる限り、パソコンなどの操作が苦手でしたくない方は、以下のような方法が考えられます。

この「事業復活支援金」の大まかな流れは以下の通りです。

①申請IDの発番

②事前確認

③本申請を行う

この中で、パソコンやスマートフォン、タブレットなどが苦手な方の大きなハードルの1つ目が「申請IDの発番」です。

こちらは、ホームページに氏名、メールアドレス、電話番号を入力して同意したら、メールが返信されてきます。

そのメールのURLにアクセスして、申請IDを取得するためにIDとパスワードの設定を行います。

その流れがわからない時は、

・パソコンやスマートフォン、タブレットに強いご家族、ご親族や知人などに相談してみる

・支援機関(商工会や商工会議所など)に相談してみる

というものがあると思います。

より、早いのはご家族やご親族、知人に相談してみるのが早いと思います。

ご自身にあった形で相談されてみてはいかがでしょうか。

◎基準月の売上に係る請求書・領収書等又は通帳等の提出が不可能であることの申立書について

今回、概要説明(リーフレット)に事前確認で必要な書類が記載されていますが、「継続支援関係」でない事業者は8種類の書類を揃えることが必要になっています。

①履歴事項全部証明書または本人確認書類

②確定申告書類の控え

③対象月の売上台帳等

④振込先の通帳

⑤宣誓・同意書

⑥基準月の売上台帳等

⑦基準月の売上に係る1取引分の請求書または領収書等

⑧基準月の売上に係る通帳等

詳しくはこちらを参照→https://jigyou-fukkatsu.go.jp/assets/files/f_leaflet.pdf (掲載元:事業復活支援金事務局ホームページ)

その中でも⑦と⑧は、現金取引の多い事業者は提出が、難しい場合があると思います。

※おそらくは基準月の売上に対する請求書や領収書など(お客さんへ渡すもの)の金額と通帳の入金額が一致するのを見て、事業を行っていらっしゃることを確認したいのかなぁ〜(あくまで僕個人の感想ですが…)と思っています。

この⑦や⑧の提出が困難な場合には「基準月の売上に係る請求書・領収書等又は通帳等の提出が不可能であることの申立書」というものがホームページに掲載されていますので、そちらをダウンロードしていただき、

記入を行って、最終的に添付していくと良いと思います。

詳しくはこちらを参照してみてください→https://jigyou-fukkatsu.go.jp/assets/files/f_pleading.pdf (掲載元:事業復活支援金事務局ホームページ)

今回はとりあえずこれまでに気になった点を記載致しましたが、また新たに出てきた時は更新しようと思っております。

といったところで、今回も大変読みづらくなってしまいましたが、この辺でお開きってことで、また。