小規模事業者持続化補助金(一般型)の申請の流れなどについて(第一弾)

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今回は、ホクホクの蜜芋の焼き芋を食べて満足した週末を過ごした「名ばかり予報士」でございます。

さて、このブログの中でもよく補助金の話をしているけど、僕自身の仕事としては、あまり偉そうなことができる訳ではないですが、補助金の申請をしたい人たちが作ってくれた事業計画書の文章などを確認したりする仕事もしています。

一時期は、新型コロナウイルスワクチンの職域接種のお手伝いをしたり、色んな事もやっているんですけど…😓

それは今は置いとくとして、色んな人たちの色んな補助金の事業計画書を見させてもらっていますが、制度としても申請したい事業者が1番手を付けやすいというか、事業計画書を作りやすいのが「小規模事業者持続化補助金(一般型)」だと思います。

特に、多くの人が事業者自身で事業計画を書いて採択を受けているものになっているので、大事なポイントを押さえていけば、誰にでも採択を受けるチャンスが多い補助金かもしれません。

現状はどうなってるの?

現状のところ、今回話をする「小規模事業者持続化補助金(一般型)」の今年度の申請については郵送でも受け付けてくれるため、申請が初めてで電子申請が苦手という人には、申し込みやすくなっていると思います。

電子申請に必要な「gBizID」は?

その他の事業者向けの補助金はほぼほぼ「電子申請」になっていて、まずは「gBizID」の取得が必要になります。その方法からして、「面倒な人には面倒なのかもなぁ〜」とも思いますが、国もデジタル庁などでデジタル化の推進をしている以上、時代に逆行するようなことはないだろうと思います。そのため、できれば電子申請にも慣れて欲しいとこなんですけど…。

「gBizID」についてはこちらを参照→https://gbiz-id.go.jp/top/ (gBizID専用ホームページより)

最初にどこに相談するか?

まぁ取り急ぎ、「小規模事業者持続化補助金(一般型)」であれ、他の補助金であれ、申請書を出したければ、まずはトライして見ることが大事だし、そのためには期間を決めて(締め切りの1ヶ月前には作成を開始するなど)、相談する支援機関の担当者に話を聞きにいくことが重要になります。

じゃあ次に、支援機関とは?というところだが、そこは地元の商工会または商工会議所などがあります。それぞれ、行っている支援は同じであるが、担当地域(管轄地域)があり、それ自身の担当地域以外の地域については、支援できないので注意が必要です。

事業計画書はどのようなものを作成するのか?

僕が普段使っているページで説明をすると、まずは「小規模事業者持続化補助金(一般型)」のホームページはこちらになります。

※掲載元:日本商工会議所「小規模事業者持続化補助金(公式ホームページ)」→https://r1.jizokukahojokin.info/

この中の「申請について」という項目をクリックすると「公募要領(現時点では第13版が最新)」が載っている下の方に

<単独申請>と<共同申請>とあって、各種必要な様式が記載されています。

余談だけど「公募要領」の大切さ

余談だけど、以前のこのブログでも書いた通り、「公募要領」本当に穴が開くくらい何度も読み返した方が良いです。

各種費目の内容の記載、審査の観点、添付書類など重要で必要になることしか書いていません。初めての人は特にここを面倒になって飛ばしがちですが、これが一番の落とし穴かもしれませんね。それぐらい最重要だと思います。

再度事業計画書について

今回は<単独申請>の場合で説明すると、必要な様式は

○様式1−1、様式2−1、様式3−1、様式5(※様式4は支援機関が発行)

で、大事なことが2点あります。それは↓

①様式2−1の事業計画書に早急に着手する(←ここが遅くなるとそもそも申請どころではなくなる)。

②結局何にいくらかかるのか、より正確に算定しておく(←ここが変わると様式3−1の数字がずれてくるので、見積書はもらえるものは、申請時に提出まではないけど、もらっておいて、細かい数字まで確認すること。)

というところでしょうか。

事業計画書に記載する中身は?

今回は特に事業計画書についてだったけれど、項目はこんな感じ↓

経営計画(前半部分)

①企業概要

②顧客ニーズと市場の動向

③自社や自社の提供する商品・サービスの強み

④経営方針・目標と今後のプラン

補助事業計画(後半部分)

①補助事業で行う事業名

②販路開拓等(生産性向上)の取組内容

③業務効率化(生産性向上)の取組内容

④補助事業の効果

となっています。そのため、この前半部分と後半部分に分けて構成を大まかに考えていくといいかもしれません。

今回は第一弾ということで、あまり長くなりすぎると伝わりづらいところもあるので、続きは第二弾以降でぜひ!と思っている今回はこの辺でお開きってことで、また。