日銀の短観

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今回は、やっぱり日が落ちて暗くなるのが早い外を今日も眺めている「名ばかり予報士」でございます。

またまた、ニュースになったことから。「日銀の短観」について。

日銀の短観って?

正式名称は「全国企業短期経済観測調査」というらしい。日本銀行が行う統計調査で、全国の企業の動向を的確に把握して、金融政策の適切な運営に資することを目的としている。全国の約1万社の企業に対し、四半期ごとに行っている(※日本銀行ホームページより)ということみたい。

短観で、企業が自社の業況や経済環境の現状・先行きについてどうみているか、といった項目の他にも、売上高や収益、設備投資額といった事業計画の実績・予測値など、企業活動全般にわたる項目について調査しているとのこと。

よく聞くDIって?

短観の中でよく目にする「D.I.」という言葉。Diffusion Index の略で、企業の業況感や設備、雇用人員の過不足などの各種判断を指数化したもの。

あんまり単純化したら違う意味になるかもしれないんだけど、質問の内容に対して例えば「良い」の数値から「悪い」の数値を引いたものということになる。

「良い」ー「悪い」がプラスなら、全体的に良い傾向

「良い」ー「悪い」がマイナスなら、全体的に悪い傾向 ということかな?

※一概にそうとは言えないと思うけど…😓

じゃあ、今回はどうだったのか

12月13日に日本銀行が発表した短観はどうだったのか。

「大企業製造業」は業況判断DIが+18で前回と変わらず横ばい。

「大企業非製造業」は業況判断DIが+9で前回より7ポイント増加となった。

緊急事態宣言の解除などを受けて、観光関連等の業況が少し持ち直してきたということらしい。

ただし、今は原油の価格が高騰していたり、それに付随する輸入品などの値上がりなどもあって、今後の先行きは明るいとは言えない。

特に、ガソリン代などの輸送コストが大きい業界では、その懸念は大きいと思われる。

といったような、調査結果を日銀は3ヶ月に1度発表しているとのことで、ニュースではなんとなく決まった時期ぐらいに「日銀の短観」という言葉を聞くけどなんだっけ?という人は一度、そのデータは公表されているので、見てみると良いかもしれない。(最新公表分の確認はこちら→ https://www.boj.or.jp/statistics/tk/index.htm/ 掲載元:日本銀行ホームページ)

ただし正直、最初は難しく感じるかなぁ〜😅

内容は僕にとってはちょっと背のびだとしても、頑張ってこういう事も書いていこうかなと思う💦

ってことで、今回はこの辺でお開きってことで、また。