学校の試験の点数について
今回も、「名ばかり予報士」でございます。
今日は、以前勤めていた会社の元同僚さんからのお悩み相談がついこの前あった。
その元同僚さんにはお子さんがいることは知っていたが、今は試験勉強がなかなか思うようにいかずに、ちょくちょくある小テストとかは点数が取れるらしいんだけど、定期テストになると点数が取れないらしい。
まだ、文章だけのやり取りしかしてなくて詳しい話は聞けてないんだけど、そもそも的な話として、定期テストでいい点数を取る必要があるのか?と思っちゃったりした。
もともと、学習塾やさんで教えさせてもらってたこともあって、これまではテストの点数がいいことは絶対いいことだと10年以上前の現役当時は思っていたんだけど、今になって振り返ってみると、果たしてどうかは分からなくなってきた。
10数年前に教えていた子達は現在は立派に大人になっていると思うが、その子たちの親世代は今現在の50代以上くらいの世代で、まぁ「共通一次」なる試験を受けた後に各大学の入試を受ける見たいな、しかも「センター試験」よりももっと詰め込みをやってた頃の人たちの子供さんなら、学校での成績は優先度が高かったのは納得できる。
ただ、今や学習するものは教科書やその科目に限った話では無い。以前もそうだったかもしれないが、それにも増して学校では聞けないことを教えてくれるものもyoutubeなどを考えても選択肢は無限と言っていいほどある。MOOCなどで海外の大学の授業が見れたり、今や物の見方や考え方がこれまでの尺度とまるで違うし、そう思えばその子の将来だって、今現在では想像もつかない仕事をしてる可能性の方が高い。
そう思えば、「これをしなさい」とか「学校でいい点数を取りなさい」っていうのは、本当に意味をなさなくなってくる。たしかに、基礎知識や覚える練習くらいは必要かもとは思うけど、果たして学校で習うすべての科目が社会生活で活きるかというと、この前の「風の時代」じゃないけど、自分が習得するものや得る情報すら取捨選択できるし、その選択がダメなときは責任がどうとかではなく、再選択できるということが増えていくと思う。
今の大人が予測できないような未来になるんだとしたら、「考える」ことは必要でも、ある程度、学校の点数への執着よりも、子供達の今時点の趣向や興味に任せてみてもいいのかもしれない。
と、ちょっと思ったところだった。
ってことで、子育ては人より遅くなってるけど今後はありえるだろうなと期待と覚悟をしちゃったりしている今回は、この辺でお開きってことで、また。