VUCAとOODA

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今回も、ちょっと珍しい言葉を見るとすぐに飛びついてしまう「名ばかり予報士」でございます。

あんまり難しい言葉を普段使うことはないんだけど、最近ビジネスシーンってので使われる言葉でPDCAと比較されたりすることもある言葉を、「聞くんだけどなんだっけな〜?」的な感じで調べた。

まずは、管理職の人たちがいろんな機会に口すっぱく言ってるであろう「PDCA」について。

「PDCA」はPDCAサイクルとも言って、PlanとDoとCheckとActionという4つの言葉の頭文字で、文字通り計画→実行→評価→改善を繰り返していくことにより、業務の改善が継続されるという仕組みのことだ。もともと品質管理の分野の言葉だったと言われているけど、今では一般的にどんな仕事にも応用できるとのことで、この言葉を知ってる人や使う人がかなり多い。社会人の研修などでもよく取り上げられている。

ではその最近よく聞く「VUCA」とはどんな言葉か。

「VUCA」もやっぱり4つの単語の頭文字なんだけど、「PDCA」と違うのはちょっと分かりづらいところかもしれない。

それがVolatility(変動性)、 Uncertainty(不確実性)、 Complexity(複雑性)、 Ambiguity(曖昧性)という4つの言葉。もともとは1990年代後半にアメリカ合衆国で軍事用語として発生したらしい(ウィキ先生によると💦)。

その4つのどれを見ても、今自分たちが置かれてる時代のような、何だか不安定な状況を表している気がする。先の読めない時代だからこそ、そういう変化や複雑なものに対応していかないといけないということなんだろうと思う。

その「VUCA」に対応するものが「OODA」というものらしく、よく「OODAループ」とかって言われている。こっちが「PDCA」とよく対比されてるかな。

この「OODA」もやっぱり4つの単語の頭文字で、Observe(観察)、Orient(状況判断)、Decide(意思決定)、 Act(実行)からなっている。

言葉をそのまま受け取ると、

・観察する=見る(確認する)

・状況判断=見たものから状況を判断し、必要な情報にする

・意思決定=必要な情報から、どのようにするのかを決定する

・実行=実際に決定をもとに動いていく

となる。この言葉もやはり、アメリカの軍事に関係しているとのことらしい。

ただし、本来「PDCAサイクル」と「OODAループ」はその言葉や出来た背景が全く違うもので、対比されるものではないらしく、同じ4文字って事で勝手に同じ部類のものかと思っていたのは僕だけかな😖

とくに「OODAループ」ははっきりとした道筋や過程のないものに対応するものという事で、きちんと理解した上で使い分けられる人になれたらいいかな〜、と思う。

ってことで、安易に調べてみた言葉が意外と奥が深そうで分かったのか分かってないのかが悩ましいところの今回は、この辺でお開きってことで、また。