1月5日(金)なばかり予報士が天気図でスパッと解説!!傘・お洗濯・天気痛の目安
皆さま、こんばんは😄
まずは、令和6年能登半島地震において被災された方には、深くお見舞い申し上げます。
また、羽田空港においても、いたましい事故が起こりましたが、重ねてお見舞い申し上げます。
本日は、仕事始めの方も多かったかと思いますが、今日も本当にお疲れさまでした。ようやく正月休みが明けて、何かと色々進み始めてきている「なばかり予報士」です💦
さて、今日の九州・鹿児島は午前中は寒かったですが、すっきり晴れてお洗濯日和となりました(自分でちゃんと洗濯すると実感します)😁
皆さまのお住まいの地域のお天気はいかがだったでしょうか?
明日は東北や北陸などの日本海側の地域は雨、北海道では雪となりそうですが、日本列島の太平洋側では晴れるところが多くなりそうです☀️
詳しくは後ほど書かせていただきます😌
では、さっそく今夜も明日の「傘・お洗濯・天気痛の目安」です!
※気象庁の天気予報や短期予報解説資料、数値予報天気図などを参考にしています。
※気象予報士は単独で勝手に予報を出す事はできません。そのため、あくまで気象庁の発表の解説ですので、外れた場合はご容赦ください。
※天気痛は体調によって症状の出方が異なりますので、目安としてご確認ください。
<明日の朝の予想天気図と明日の天気のポイント>
明日の「傘・お洗濯・天気痛の目安」を見て頂いたところで、明日の朝の予想天気図と天気のポイントを詳しく見ていきましょう😄
では、ここからは明日のポイントです!
1.上空の寒気をともなった気圧の谷とその影響を受ける低気圧
現在、この気圧の谷は東へ進んでいて、この気圧の谷の影響を受ける低気圧が、三陸沖を東へ進んでいます。
この低気圧からのびる寒冷前線が伊豆諸島などにかかっており、今夜にかけて落雷や突風、ひょうや短い時間の強い雨にご注意下さい。
2.中国大陸の華中付近に中心を持つ高気圧
この高気圧は5日にかけて、東シナ海から日本の南へ移動してきます。
先ほどの日本の東にある低気圧が日本の東で発達するため、この高気圧との間で気圧の差が非常に大きくなります。
そのため、気圧の傾きが大きく、日本は全国的に風が強く、波が高い状態が続きます。
3.中国東北区の上空にある寒気をともなう気圧の谷
この気圧の谷は明日(5日)には北日本へ接近し、その影響を受ける低気圧が明日の朝には日本海北部(北海道の西側)で発生する見込みです。
また、この低気圧は前線をともなって、発達しながらオホーツク海を東に進んでいき、前線が6日のはじめにかけて北日本から東日本を通過していきます。
この低気圧や前線に向かって、地表に近い下層では暖かく湿った空気が流れ込み、上空の寒気との気温差が大きくなることで、北日本〜東日本の日本海側を中心に大気の状態が不安定になります😔
そのため、落雷や突風、ひょうにお気をつけ頂きたいのと、北日本では前線が通過する時に雪が強まる可能性がありますので、ご注意下さい!
さらに、令和6年能登半島地震の影響で揺れの大きかった地域では、地盤が緩んでいるところがありますので、少しの雨でも土砂災害に警戒してください‼️
<ポイントのおさらい>
明日は、北日本や東日本を前線が通過するため、雪や雨の対策を!
太平洋側は、お洗濯日和のところも多いため、お正月で溜まった洗濯物を一気に洗えるチャンスとなりそう🌞
また能登半島地震の被災地では、物資不足など大変な避難生活が続いているかと思いますが、体を温めながらお過ごし頂きたいと思います🙏
ということで、1月5日(金)も皆様にとって素晴らしい1日となりますように‼️
いよいよ鹿児島から本格的に始動し始めた割に、片付けだけで何日かかるか頭を抱え出している「なばかり予報士」でした😣
些細なことでもご質問や天気を知りたい場所などありましたら、ぜひお気軽に‼︎