事業継続計画(BCP)

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今回も、この前の週末に変な雪だるまを見つけてツボった「名ばかり予報士」でございます。

仕事をする中でずっと気にはなっているんだけど、なかなか深くまで踏み込めてない「事業継続計画(BCP)」について。

2011年の「東日本大震災」以降、かなり注目されてて、経済産業省(中小企業庁)も一昨年(令和元年)に中小企業向けに「中小企業の事業活動の継続に資するための中小企業等経営強化法等の一部を改正する法律(中小企業強靱化法)」が成立・施行していて、その中で「事業継続力強化計画」として国が認定する制度ができた。

概要については中小企業庁のホームページなどにのっていて、自然災害に限らず今の新型コロナウイルス感染症の拡大による経済などへの影響によって企業が受ける損害などに対応するために策定するものだ。

新型コロナウイルス感染症も、これからまだまだどんな影響を及ぼし続けるか分からない状況の中で、一度見直すことが大切になってくる。

2つの言葉を出したが、「事業継続計画(BCP)」は各企業や各組織(地方公共団体など)がそれぞれ策定するもので、中小企業であろうとそうでなかろうと、緊急時に命や組織を守るための準備として策定しておいたほうが良い。

また、中小企業向けの「事業継続力強化計画」は中小企業や小規模事業者が策定し、各地方の経済産業局へ提出。経済産業大臣の認定を受けて運用していくことになる。また「事業継続力強化計画」の認定を受けた企業は、税制に関する優遇を受けることができたり、中小企業向けの補助金の加点要素となるなどの利点もある。

いずれにしても、今もそうであるがこれからも新型コロナウイルス感染症に限らず、いつ自然災害や疫病、何らかの経済的な影響を受けるか分からないので、必要な備えは今できる人は今、今後そのタイミングが来た時が適切ならその時に、考えてみると自社のことも見えてくることがあるかもしれない。

詳しくは、また取り上げたいと思う。

ってところで、今回はこの辺でお開きってことで、また。