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【そろそろ?】今年の梅雨は?梅雨入りは?【本格的に!?】

本日も双子の娘の成長になかなかヒヤヒヤさせられている「名ばかり予報士」でございます。

さて、わが家にもいよいよこれを設置する時期が…😅

うちの双子もそれぞれ、ハイハイやつかまり立ちは完ぺき!ってことで、最近はベビーサークルでは飽き足りず、リビングに進出してきております。

生後9カ月ごろだと、こんな感じなんでしょうかね〜💦

直近の天気はどうだったのか?

さて、いよいよ九州以北も梅雨入りが間近に迫ってきている感じがありますね。

昨日(5/29)〜今日(5/30)にかけては、九州の南部でかなり雨が降りました。

特に鹿児島県の十島村では大雨警報が出されるほどの大雨でした。

それはそうと、関東地方ではフェーン現象による影響により、この週末は天気は良かったんですが、非常に気温が高く、暑い日となりました。

熱中症対策などに気を配られた方も多かったのではないでしょうか?

今、梅雨入りしてるのは?

さて、ここでちょっと振り返ってみようと思います。

今年すでに梅雨入りしているところはこちらです↓

①沖縄地方 2022年5月4日ごろ (平年より6日早い、昨年より1日早い)

②奄美地方 2022年5月11日ごろ(平年より1日早い、昨年より6日遅い)

で、ここから20日ほど、梅雨入りした地域の発表はされていません。

今後の梅雨入りは?

例年の各地域の梅雨入りはこんな感じです。

地方名平年の梅雨入り時期昨年の梅雨入り時期
九州南部5月30日ごろ5月11日ごろ
九州北部6月4日ごろ5月11日ごろ
四国6月5日ごろ5月12日ごろ
中国6月6日ごろ5月12日ごろ
近畿6月6日ごろ6月12日ごろ
東海6月6日ごろ6月13日ごろ
関東甲信6月7日ごろ6月14日ごろ
北陸6月11日ごろ6月13日ごろ
東北南部6月12日ごろ6月19日ごろ
東北北部6月15日ごろ6月29日ごろ

と見ると、今日現在で行けば平年だと九州がそろそろ梅雨入りして良い頃ということになります。

ただし、どうも僕が住む地域の週間天気予報を見てみると、今週は晴れ間が見られる模様です。

ということは、平年よりも梅雨入りが遅くなるということだと思います。

沖縄や奄美が平年通りか、少し早いくらいで梅雨入りの発表があっていたので、少し驚いています。

このような年があるのかどうなのかというと次をご覧ください。

昨年はどうだった?

昨年の梅雨については、昨年の9月1日に新潟地方気象台が出されていた次の資料が分かりやすいかと思います。

https://www.jma-net.go.jp/niigata/menu/kisetsu/2021tsuyu.pdf

特徴的なのは、隣同士の地方である中国地方と近畿地方の梅雨入りが1カ月ほどあいているというところです。

※中国地方は2021年5月12日ごろ、近畿地方は2021年6月12日ごろ

梅雨前線が南側から徐々に北上するのにはいくつかの要因がありますが、これから夏に向かっての変化を考えると、太平洋高気圧の張り出し具合は大きな影響を与えていると思います(太平洋高気圧の勢力が強くなってくると、梅雨前線は北へい押し上げられてくることになります)。

今年は…というと、今の状況ではまだ太平洋高気圧の勢力は強くなく、日本列島の南部への張り出しも弱いという状況です。

今年はラニーニャ現象も…

また、今年はラニーニャ現象が継続していて、次のようなことが考えられます。

・梅雨時期には特に西日本を中心に大雨に警戒が必要

・梅雨明けと共に猛暑になる可能性が高い

ということのようです。

ただし、今回はラニーニャ現象まで詳しく話をするとごちゃりそうなので、それは改めてですが、気になる方は↓

詳しくはこちら→https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/elnino/kanshi_joho/kanshi_joho1.html (掲載元:気象庁ホームページより)

また、ラニーニャ現象発生時の天候についてはこちら→https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/tenkou/nihon2.html (掲載元:気象庁ホームページより)

梅雨に話題を戻すと…

では、今のところ梅雨入りとその後の天気はどうなるのかというのは、大まかには「長期予報」などで確認をしていきます。

①「1か月予報」はこちら→https://www.jma.go.jp/bosai/season/#term=1month (掲載元:気象庁ホームページより)

②「3か月予報」はこちら→https://www.jma.go.jp/bosai/season/#term=3month (掲載元:気象庁ホームページより)

①の「1か月予報」では、全国的に見て気温は平年並みまたは気温が高くなる可能性が高いようです。

それに加えて、降水量は沖縄や奄美地方は少なめ、それ以外の地域は高い可能性が高いようです。

②の「3か月予報」では、気温は全国的に高めで降水量も全国的に多くなる可能性が高いようです。

そのため、沖縄や奄美を除く全国各地では、6月の梅雨のシーズンは気温が高くムシムシする上に、降水量が平年より多くなることに注意が必要となるかもしれません。

今からでも、大雨の時の対策などを考えておくなど、梅雨に入る準備をしていきましょう。

大雨などに対する防災に関してや今回出たラニーニャ現象については、また別の機会に書きたいと思います。

ってところで、防災もですが、カビや湿気対策も梅雨入り前が肝心だと直前になって少し焦っている今回はこの辺でお開きってことで、また。

yoho-shi

気象予報士の資格を持つが全く役に立ってないため迷走中の九州の田舎在住中年フラリーマン。 今の仕事は小さい規模の事業者の経営の支援中。 一応、防災士やらエネルギー管理士やらなんやかんや。 下手なブログ,やっとります。