今回は長らくブログをサボっていた…、じゃなかった。日々の忙しさで、ようやくブログを作れる時間ができた「名ばかり予報士」でございます。
今日は昨日から続いた雨が少し残っていましたが、午後は雨も上がって少しだけ晴れ間も見られました。
また、今日は日本列島を前線が東へ向けて通過しています。
ルートから見て、南側の太平洋から暖かく湿った空気を取り込みながら進むようです。
特に、今後雨が降る予報の関東地方や東北地方などの方々は、大雨に加えて突風や落雷などに十分注意されてください‼︎
短期予報解説資料を確認したい方はこちらから
→https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/data/jishin/kaisetsu_tanki_latest.pdf
さて、今日は最近ほとんど書けてなかった天気のお話です。
台風も早めに発生したり、今年も何だか天気が例年通りになるのかどうなのかが気になるところです。
ただ、例年通りといっても、それは過去の平均値なので、その年によってそれぞれバラバラなんですが…😅
さて、ここから先はゴールデンウィークにかけて、結構雨模様の日が多いようで、もうすでに梅雨にでもなったんじゃないか?なんて思う方もいるかもしれませんね😣
とはいえ、春の天気とはそもそもどういうものなんでしょうか?
ちょっと見てみます。
(冬の頃)
冬の頃は、日本列島の北西にあるシベリア気団という寒気を持った気団が非常に強い力を持っています。
その気団は冷たい風の吹き出しになっていて、高気圧です。
その冷たい空気が東に徐々に移動してくるんですが、海(日本海)でたくさんの水分(水蒸気)を吸って来るために、日本海側では大雪になります。
(春)
これが、春になるとシベリア気団の勢力がずいぶん弱まります。そのため、もともと西から東に吹いている偏西風の影響が大きくなってきます。
するとどうなるかというと、気圧が高い高気圧と気圧の低い低気圧が次から次に日本付近に流れ込んでくることになります。
そのため、春は天気が周期的に変わっていきます。
高気圧が近づいてくると晴れるんですが、数日で今度は低気圧が近づいてくるため雨になるといった天気を繰り返します。
今週の天気も、雨がずーっと続くというより、ところどころ晴れ間が1日だけあったり、みたいな周期性があると思います。
そのため、春の天気は3日晴れなしなどといったりしますが、そういうことだったというわけです。
今年(2022年)の梅雨入りはもう少し先になりそうです。
平年でいくと、沖縄地方や奄美地方など梅雨入りの早い地域で5月に入ってすぐのころ(5月10日前後)に梅雨入りしています。
今も現時点で、気象庁や各地にある気象台から梅雨入りの発表がないということは、これから梅雨入りするということです。
ただし、さまざまな天気予報があるので一概にそうとは言えないかもしれませんが、沖縄県の那覇市の今後の天気予報でいくと、2022年5月1日(日)以降は雨が多くなるようです(4月29日夕方時点で…😅)。
なので、まもなく沖縄地方や奄美地方が梅雨入りしてもおかしくはありませんので、梅雨に向けた準備をしていきましょう(服装や湿気対策など)。
こういった季節の天気については、気象庁のホームページに掲載されていたりしますので、ご活用してみてください。
ってことで、今年はちょっと梅雨入りが早いのかなぁ〜と思いつつ、予報の初心者にはその予想は難しいと思っている今回は、この辺でお開きってことで、また。