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【今はどうなってる?】噴火警戒レベルと阿蘇山は?【今週の地震についても‼︎】

今回も,ようやく今年の「確定申告」の期間が終わりを迎える〜と胸を撫で下ろしている「名ばかり予報士」でございます。

さて,先週の週末は暖かい日が続きましたね😃皆さんはこの陽気で,どこかにお出かけになりましたか?

僕は双子のお世話で,なかなか外には出れず…😅

これから先からもこんな調子なら,今年は桜が見れますでしょうか😓?

まぁ,今年は桜の代わりに娘の顔を見て,来年の桜を楽しみにしますかね〜💦

いや,まだ諦めないとしたいと思います‼️

まず今週の東北地方の地震について

それはさておき,今週は大きな地震が東北地方で複数回あり,眠れない夜が続いた方も多かったことと思います。

特に,3月16日の深夜に震度6強の揺れを観測した福島県,宮城県や18日の深夜に震度5強の揺れを観測した岩手県で被災された方々には,お見舞いを申し上げます。

相次いで東北地方での大きな地震に,大きく揺れを感じた地域にお住まいの方々は不安でいっぱいだと思います。

今後も引き続き,大きな地震などが起こる可能性があると思いますので,十分に警戒されてください。

また,震度6強の地震については,直前に震度5弱の地震がありました。その2分後に震度6強という大きな揺れの地震が発生しています。

そもそも,今回の地震は「東日本大震災」と仕組みが違うのではないかと気象庁も発表していまして,地震の震源の深さが60kmとかなり深くなっています(「東日本大震災」の時には震源の深さが約24km)。

そのため「東日本大震災」の時は北アメリカプレートと太平洋プレートの境界付近で発生していましたが,今回は太平洋プレート内部での発生ということのようです。

加えて,この震度5弱の地震がその後の震度6強の地震を誘発した可能性があるとの報道もありますが,詳しい原因の解明はこれからなのではないかと思います。

※日頃から地震に対する備えや防災を意識するとしたら,1度目の地震がある程度大きな揺れだったとしても,次があるかもしれないと思うことが必要になると思います(僕自身も,熊本地震で経験しましたが…😓)。

ただし,正直震度6強以上の揺れの時は,立つどころか自分の身を守ることすら困難だと思います(今でもよく覚えてますが…)ので,自分がよくいる場所の周辺には高いところにものを置かない,重たいものはしっかり固定するなど,もう一度見直してみると良いと思います。

さてここからは元々書こうと思っていた本題に移ります。

今回は少し前に噴火警戒レベルが上がっていた阿蘇山(今は噴火警戒レベル2に戻ってます)と,「噴火警戒レベル」という制度のご紹介です。

そもそも「噴火警戒レベル」とは

この「噴火警戒レベル」については,気象庁のホームページに詳しく書かれていますので,そちらを確認したい方はこちらをご確認ください。

https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/level_toha/level_toha.htm (掲載元:気象庁ホームページより)

特に,レベル別の説明はこちらを確認してみてください。

(掲載元:気象庁ホームページより)

こちらを見てみると,レベルの段階は5段階あります。

そのうち,上からレベル5とレベル4は「特別警報」にあたります。

レベル3とレベル2は「警報」,レベル1は「予報」にあたります。

レベル5だと「避難」,レベル4で「高齢者等避難」,レベル3で「入山規制」,レベル2で「火山周辺規制」,レベル1で「活火山であることに留意」となっています。

活火山に登山をする方などはレベル2以上になっているかどうかが,入山して良いかの判断基準になると思います。

また,活火山がある地域にお住まいの住民の方にとってみると,レベル4以上になっているかどうかで避難準備をすべきかどうかの判断基準になると思います。

ただし,そもそも火山のある地域の方々は,火山の様子が普段と違うようであれば分かることもあるかもしれませんが,国が発表する情報の正確な区分けもある程度把握しておくと,ご自身の行動の一助となると思います。

「阿蘇山」の現状は

阿蘇山の現状はというと,噴火警戒レベル2の火口周辺規制となっています。

火山活動の状況では,火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生するかあるいは発生すると予想されているときに出されます。

通常の生活はできるんですが,登山など火口に近づくことがある場合はしてくださいというものです。

ということは,現在は落ち着いている時よりも若干ではありますが,噴火の可能性が少し上がってきていますよということだと思います。

前の仕事の時は,お天気カメラ用に設置された阿蘇山の近くのカメラから噴火の様子がよく見てえいて,明るいお昼にカメラの前が暗くなった時はビックリしたもんでした(懐かしいですが…)。

とはいえ,現地にお住まいの方は火山灰や火山活動による有感地震などに悩まされているかもしれませんね。

噴火の規模によっては,今年初めにトンガの噴火で少し話題になった「空振」などの被害もあると思いますので,火山情報は逐一確認しましょう。

※火山灰は火山から遠方であっても影響がありますので,人ごとと思わずに気にすることも大切だと思います。

ってところで,僕の住んでるところの目と鼻の先にある火山は今日も変わらずモクモクしていルもんで,火山灰がうちの方向になるべく来ないようにと思っている今回は,この辺でお開きってことで,また。

yoho-shi

気象予報士の資格を持つが全く役に立ってないため迷走中の九州の田舎在住中年フラリーマン。 今の仕事は小さい規模の事業者の経営の支援中。 一応、防災士やらエネルギー管理士やらなんやかんや。 下手なブログ,やっとります。