今回は,先日通勤途中にばったり猫と目があって睨まれてしまった「名ばかり予報士」でございます。
今日は二十四節気の一つの「啓蟄」ですね〜😄
「啓蟄」というと、どんな意味か漢字だけではちょっと難しいですよね〜😅
「啓」という字は「開く」という意味のことで、「蟄」という字は「虫などが土の中に隠れて閉じこもる」という意味のこと。
ということで「啓蟄」とは、「冬に冬眠していた虫たちが土から出てくるころ」という意味があるそうです。
今日は確かに、僕の住んでいるところも最高気温が約20℃ほどとなっていたようで、かなり暖かい日になりましたね〜!
それはそうと今回は、3月3日(木)に発表になった「事業再構築補助金」の第4回の締切分の採択結果が発表になりましたので、ちょっと見てみましょう。
まずは、今回の発表で最難関と言われる(と思われる?)補助金の採択を受けられた皆様は、大変おめでとうございます!
そして、今回の結果はこちらから確認してみてください!
→https://jigyou-saikouchiku.go.jp/result.php (掲載元:事業再構築補助金事務局ホームページより)
さて、今回の採択者数はこちらに発表されています。
(1)応募総数と総採択率
これは、あまり意味のないことだと思いますが、上のホームページにある通り、今回の第4回の締め切りについては、全体で19,673者の申込みに対して8,810者の採択となっています。
数字だけをみて単純計算してみると、採択率は約44.8%となっています。
※これから、各枠ごとに見ていきます。
(2)通常枠
もともと、申請者数が1番多いのがこの「通常枠」になります。
今回の第4回では「通常枠」への申請者数は15,036者となっていて、採択者数は5,700者です。
採択率は約37.9%で、(1)の全体の平均の採択率より低くなっていて、それだけ厳しいということになりますかねぇ😣
(3)大規模賃金引上枠
こちらについては、そもそも申請者数が少なく12者となっていて、採択者は6社ということで、採択率は50%となっています。
(4)卒業枠
こちらも「大規模賃金引上枠」についで申請者数が少なくなっています。
申請者数は17者で採択者は8者となっていて、採択率は約47%となっています。
(5)緊急事態宣言特別枠
こちらは申請者が4,217者となっていて、「通常枠」の次に申請者が多くなっています。
緊急事態宣言等の影響により売り上げが大幅に減少した事業者などが対象となっています。
また、補助金の上限も通常枠よりかなり少なくなっています。
この枠の採択者数は2,806者となっていて、採択率は66.5%でした。
(6)最低賃金枠
こちらは申請者数が391者で採択者数が291者となっていて、採択率は約74.4%となっています。
平均の採択率から見て、採択者率がいいのは
第1位 「最低賃金枠」 約74.4%
第2位 「緊急事態宣言枠」 約66.5%
となっています。
これを見てると、やっぱりコロナの中で苦境に立たされている事業者で、真剣に今後の事業計画を作った上で実行しようとしている事業所には、補助金を出して支援していこうと国はしているように思われます。
特に、「公募要領」をきちんと確認した上で、
①ご自身の事業が該当すること
②アイデアにしても数字にしても事業主がしっかりと検討した上で事業計画書を作成できること
が満たせそうな企業(個人・法人を問わず)は、補助金の中では最難関と言われていますが、
チャレンジしてみる価値はあるのではないかと思います。
今後の事業の展開を考えて、国の補助金を使ってうまく事業の業績を回復でき、地域や社会にとっても良い効果が生まれることは良いことだと思います。
不正のニュースなどがありますが、良いアイデアなどをお持ちの方などぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
ってところで、「事業再構築補助金第4回締切分」には関われなかった悔しさもありつつ、今のところ「事業復活支援金」や「確定申告」、「時短要請協力金」の相談で手一杯な今回は、この辺でお開きってことで、また。