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【※会計ソフト使用者向け】確定申告について その2【おおまかな流れ】

今回は、明日は久しぶりに明後日以降予報が出ている「南岸低気圧」のことでも書こうかと悩んでいる「名ばかり予報士」でございます。

さて、前回の投稿で全部を書いてしまおうとしていましたが、やはりそう簡単に確定申告の内容が終わるはずもなく…。

今回も前回からの引き続きということで、よろしくお願いします。

と、今回は本題に入る前に先日国税庁に記載されていた申告・申請期限の延長(令和4年4月15日まで)の内容が、報道発表されていますので、こちらを確認ください→https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/kansensho/pdf/0022001-187_04.pdf

※ただし、「新型コロナウイルス感染症の影響により申告期限までの申告等が困難な方」が対象です。

個人的には、できる限りコロナ前からの申告期限である3月15日までに申告を行なったほうが良いと思います。

日計表」について

さて今回は、前回チラッと出てきた「日経表」についてです。

「日計表」については、やることが大きく3つあると思います。

①日々の現金の動き(入金や出金)を正しく記録しておく。

②日々の掛け取引や未払金などを正しく記録しておく。

③その日に取得した領収書などを貼り付けるなど分かりやすく保管する。

というところです。

なので、記入方法などが分からない方は税理士さんなどの詳しい方やお近くの支援機関(商工会や商工会議所など)に問い合わせてみると、分かりやすく教えてくれるかもしれません。

いずれにしても、もしこの後に出てくる「会計ソフト」を用いて確定申告まで行おうと考えている方は、この「日計表」にしっかりと記録が残っていないと、後で入力しようと思った時に大変な思いをすることになると思いますので、「日計表」には、後からご自身が見てもきちんとわかるように、丁寧に記録しておいてください。

※また別の機会で「日計表」の作成方法は書きたいと思います。

会計ソフト」について

上に書いた「日計表」が作成できたら、今度はその記録を「会計ソフト」に入力していきます。

入力については、時間がある方は毎日でもよいと思いますが、1週間や10日に1度、またはお忙しい方は1ヶ月に1度など工夫してみてください。

ただし、創業すぐの方や会計ソフトを使うのが初めての方は、初年度はできる限り丁寧に入力して、翌年以降入力のスピードアップができるように、基本的なことをしっかりと覚えた方が良いと思います。

また、会計ソフトには今は種類がたくさんありますし、ご自身が使いやすいものを選ぶと良いと思います。

ちなみに僕はアナログ人間なもんで、オンラインやクラウドの会計ソフトやアプリに少し苦手意識がありますが、使い続けていると、慣れてくると思います。

また、国もデジタル庁などデジタル化を推進している真っ最中なので、今現在手書きでの申告を行なっている方で、パソコンやタブレットなどを使える人は、費用は多少かかりますが、「会計ソフト」の導入をすぐにでも検討したほうがよいかもしれません(控除による電子化でのメリットもあることですし…。)

で、確認するとしたら次の順序で確認してみると良いかと思います。

①まず残高試算表(年間推移など)をみて、マイナスなど入力がそもそもおかしいものはないか

②現金が合っているか(日計表で日々の動きが分かるのであれば、それと合っているか)

③通帳の残高があっているか

④掛け取引、未払金等は年末時点の残高と合っているか

⑤借入金などの仕訳はできているか

⑥固定資産の計上を行えているか

⑦決算仕訳はきちんと行えているか

⑧青色申告決算書の入力で間違いはないか

⑨確定申告書B(控除など)の入力で間違いはないか

※ただし、人によってやり方が異なりますし、僕自身は税理士等の士業でもないので、士業の方などに相談できる場合は、アドバイスを受けつつ確認したほうがよいと思います。

仕訳」について

個人事業主とはいえ、個々の商材がそれほど大きくはない小売業や飲食業などの業種(あくまで一例)の方々などは、ご自身で「会計ソフト」を使って入力するとなると、1年間を合計すればかなりな仕訳の数になると思います。

それこそ、どのように仕分けをしたらいいのか分からないものは後から山のように出てきます。

もし、学生時代などに「簿記」の知識などを勉強したことがある方は、よければ「簿記3級(日本商工会議所主催)」などのテキストを一度読んでみると、仕訳がどういったものかは思い出せると思います。

あと、最近は特にオンラインやクラウドの会計ソフトでは、簡単に入力できる機能があるので、「借方」と「貸方」をあまり意識していなくても、入力は問題なく進めることができますが、ちょっと落とし穴もあります。

できれば、まずご自身の事業で使うであろう勘定科目を拾い上げて、会計ソフトに入力(科目設定)するのと同時に「借方」や「貸方」の考え方をなんとなくでも理解できていると良いと思います。

とはいえ、こうやって偉そうにいっている僕は「簿記2級」しか持ってません😓。

なので、個人事業主の会計処理であれば、簿記3級の知識を十分理解していればおおよそ大丈夫かと思います。

それが分からない時も、相談できるところを見つけておくと良いと思います。

まとめ

それぞれいついては、また詳しく書けるときに書こうと思いますが、とにかく準備は早いほうがよいと思います。

確定申告について分かりやすく解説している本などもありますし、まずは情報収集を行って、自分のやりやすい方法を探しましょう。

分かりやすいどころか、すっかり読みにくくなってしまいましたが、今後分かりやすく修正しようと思っている今回は、この辺でお開きってことで、また。

yoho-shi

気象予報士の資格を持つが全く役に立ってないため迷走中の九州の田舎在住中年フラリーマン。 今の仕事は小さい規模の事業者の経営の支援中。 一応、防災士やらエネルギー管理士やらなんやかんや。 下手なブログ,やっとります。