今回は豆苗が半分切れてて、なぜそうなったのか不思議な気分の「名ばかり予報士」でございます。
今日もまずは最初に,今日の15:40に気象庁から発表されました「短期予報解説資料」を見ていきましょう。
「短期予報解説資料」はこちら→https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/data/jishin/kaisetsu_tanki_latest.pdf (掲載元:気象庁ホームページ)
この部分からは①と②を取り上げたいと思います。
現在、北日本では上空約5,100m付近に−36℃というかなり寒い空気(寒気)を伴う寒冷渦が東に進んでいます。
北海道付近にある発達がピークをむかえている低気圧が、この寒冷渦に取り込まれようとしています。
それもあって、日本では強い冬型の気圧配置になっています。
今回発表分については、①も②も非常に重要だと思います。
①にある通り、寒冷渦が東進して、オホーツク海付近に止まると、強い冬型の気圧配置の状態が長く続くことになります。
寒冷渦は等圧線も非常に混み合っていて、非常に強い風が低気圧に向かって吹くのが特徴で、暴風や猛吹雪、それによって発生する可能性がある交通障害に注意が必要となります。
②では、14日にかけて上空5,160m付近の−39℃以下の寒い空気(寒気)を伴うトラフ(気圧の谷)の影響で、以前から冬の大雪の時にはよく登場しているJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)がはっきりとしてくることで、北陸地方や山陰地方など日本海側中心に大雪となる予想となっています。
1番はなんと言っても①の大雪ポテンシャルを確認して下さい。
今日の18時からの24時間で
東北・北陸では60cm、北海道で50cm、東海・近畿で40cm、関東甲信・中国で30cmとなっています。
1月10日より今回の1月12日から14日の天気に関しては特に注意が必要とのことで、気象庁が
「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報」というものを発表しています。
「全般気象情報」は、大雨や大雪など特に警戒が必要な時に気象庁が発表するもので、主に注意すべきポイントを教えてくれるものです。
詳しくはこちらを確認して見て下さい→https://www.jma.go.jp/bosai/information/#area_type=japan&info_id=20220112080045_0_VPZJ50_010000&format=text&area_code=010000 (掲載元:気象庁ホームページより)
今回は、タイトルにある通り<暴風雪・高波>、<大雪>に関する情報を詳しく記載してあります。
大雪や高波の情報は「短期予報解説資料」でも確認できますが、最大風速などが知りたい場合は、
この「全般気象情報」も参考にしてみると良いと思います。
今回の「全般気象情報」は今の時点では「第6号」となっていて、次の発表は13日の午前5時ごろとなっています。
こういったものも見れるようになると、少し天気に詳しくなれるかもしれません😅
とにかく、この2〜3日間は、寒さに加えて暴風雪、大雪、高波やそれに伴う災害などに十分警戒しましょう。
ってところで,自分の部屋もずいぶん寒くなってきて震えてきた今回は、この辺でお開きってことで,また。