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【注意!】明日・明後日の数年に一度の寒波に備えて!!!

今回も,今日はまだ寒さがそこまでではないと思って,近くの川まで散歩に行ってきた「名ばかり予報士」でございます。

今日はクリスマスだけど、僕が住む九州の平野部では、ホワイトクリスマスとはいかなかったな〜😑

それはさておき、今週は北日本や東日本、西日本の日本海側では大雪となってるけど、ニュースでも言われてる通り、26日(日)から27日(月)にかけては、数年に一度の寒波が来るとのことだ。

じゃあ予報ではどんなか?

毎度おなじみ?かどうかはさておき、今回もまずは気象庁が発表している「短期予報解説資料」を見ていく。

現時点で最新の今日の15:40に発表されたものはこちらを参照→https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/data/jishin/kaisetsu_tanki_latest.pdf (掲載元:気象庁ホームページより)

現在、沿海州(ウラジオストク付近)とオホーツク海(北海道の北東側)に寒冷渦があって、今後も移動しつつ発達して強まるらしく、上空850hPa(上空約1,500m付近)には北日本で−15℃、西日本から東日本で−12℃以下の寒気が流れ込む予想になってる。

特に「2.主要じょう乱の予想根拠と解説上の留意点」の中の、②には「強い冬型の気圧配置の影響で…」と記載されているけど、北日本では猛ふぶきによる交通障害、高波、西日本から東日本では吹雪による交通障害、強風、高波に注意となっている。

で「4.防災関連事項」の②大雪ポテンシャルでは今日の18時からの24時間で

1、北陸で90cm 2、東北で70cm 3、関東甲信・近畿・中国で60cm 4、北海道で50cm 5、東海で30cm

などとなってる。

あと、僕が住んでる九州でも明後日の朝にかけて平野部では5cm程度の雪も想定されている。

「大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報」ではなんと?

「短期予報解説資料」の他には、今日の17時に「大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報」が発表されている。

「大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報」を見たい人はこちら→https://www.jma.go.jp/bosai/information/#area_type=japan&info_id=20211225074507_0_VPZJ50_010000&format=text&area_code=010000 (掲載元:気象庁ホームページ)

これには、どれぐらいの雪の量、波の高さ、風速になるかといった情報を教えてくれる。本当に大変な時に発表されるので、確認しておくと参考になると思う。

気象衛星ではどんな風に見えてる?

今現在はこんな感じ💦

(出典元:気象庁ホームページ)

日本海上にある雲を見てると、大陸からの寒気の流れがよく分かるし、僕の感覚では見てるだけでも本当に寒そうだと感じる。

とにかく、寒さ対策と交通障害には気をつけてこの日曜日、月曜日は過ごすに越したことはないと思う。

僕も寒さ対策を…、と考えてるところで、今回はこの辺でお開きってことで、また。

yoho-shi

気象予報士の資格を持つが全く役に立ってないため迷走中の九州の田舎在住中年フラリーマン。 今の仕事は小さい規模の事業者の経営の支援中。 一応、防災士やらエネルギー管理士やらなんやかんや。 下手なブログ,やっとります。