今回もやはり子供ネタの写真でこれからもグイグイ引っ張ろうと思っている「名ばかり予報士」でございます。
今回は厚生労働省が管轄している助成金の1つの「業務改善助成金」について。
こちらは「助成金」となっていて、申請書を出して要件にあえば受けることができるものとなっている。
ただし、仕組みをわかってないといけないし、何より申請にはやっぱり書類の作成が大変になる。
実はこの制度、僕が気づいたのも昨年度なんだけど、それ以降もホームページは何回も更新されている。
現時点での厚生労働省のホームページはこちら→https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/shienjigyou/03.html
基本的には、今の従業員の賃金を引き上げることになるんだけど、その額、従業員数、で助成の上限額が違うというところ。それと、後でも説明するけど、「助成金」と名前はついているけど、仕組み的に「補助金」的な性質があることがある。
要件としては、大きくは次の2つ。
①事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が30円以内であること
②事業場規模が100名以下であること
となっていて、この要件をクリアできてないと、そもそも申し込みできない。
また、従業員10人以上の上限額の区分については、別途用件があるので、上の厚生労働省のホームページから確認して、もらいたい。
ただ、ちょっとだけ個人的な感想を言うと、①の事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が30円以内というのは、なかなかハードルが高いのかもしれない(元々従業員の時給がいいところは、該当がそもそも難しい…😣)
あと、活用事例については、ホームページに業種ごとの活用事例が載っているので、参考にしてもらいたい。
提出書類など手続きの流れとしては、次のような感じだ。
①助成金交付申請書の提出
②助成金交付決定通知
③業務改善計画と賃金引上計画の実施
④事業実績報告書の提出
⑤助成金の額の確定通知
⑥助成金の支払い
これからみると、「②の助成金交付決定通知」で各都道府県労働局で、審査後に内容が適正であれば交付決定通知を行うところは、補助金のようにいつまでに締め切りということはなく申請できるところは、補助金と違うところかな。
でも、それ以外は「補助金」と言われたら、そうかなという流れだけど…😓
この助成金は生産性が向上する機械の購入などにも利用できるし、金額も従業員の人数によってはかなり多いと思うので、要件に該当するかどうか確認してみた方が良いと思う。
今のところ、終了時期は確か未定だったと思うんで、ぜひ検討を!ってところで、今回はこの辺でお開きってことで、また。