南岸低気圧

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今回も、変な実を見つけては世の中には知らないことが多くて勉強になると思っている「名ばかり予報士」でございます。

僕が住んでいる地域も、自治体の判断で飲食店の営業時間の短縮が決まった。この先いっときは新型コロナのウイルスを流行させないためにも、再度我慢が必要だ。

さて、今年に入って関東地方を中心に雪が降る機会もあった。この、関東地方に雪(特に大雪)を降らせる原因となるもので、天気予報を見ているとたまに聞くなぁ〜という言葉に、「南岸低気圧」というものがある。

南岸っていうくらいなんで、日本の南側(九州、四国、東海沖)を通ってくる低気圧のことだ。発生した後に徐々に発達して、日本列島の南側に来る時あたりが、1番発達してくる。

冬も後半の頃に発生しやすいって言われてるけど、最近は時期にあまり左右されずに発生しているイメージがある。ただ、遅い時は4月に入ってから雪を降らせたこともあった。

南岸低気圧が近づいてきたときに、関東地方(首都圏)が雪になるか雨になるかの目安は、低気圧の通る場所で判断出来るようで、普通は低気圧が八丈島より北側(関東地方に近いルート)を通過すれば雨の可能性が高い。八丈島より南側のルートを通過すれば雪の可能性が高いと言われている。

あと、雪は湿っている雪であることが多いらしく、雪が降る時の気温も氷点下になるかならないかくらいの気温となることが多い。それと、積雪の量は、「南岸低気圧」の時は、多い時で東京で10cmを超える時もあり、交通障害も長引くことがある。

いずれにしても、今回の週末も天気予報では大雪を取り上げているし、ちょっとしたことで命に関わる可能性もあるので、凍結の対策も含めて見ておこうと思う。

ってところで、もうそろそろ関東地方は雪に変わるかな?という時間にブログを投稿している今回は、この辺でお開きって事で、また。