今回も、けっこう南の方に住んでいるくせにずっとぶるぶる🥶してる「名ばかり予報士」でございます。
今回は、ふつうにテレビや新聞、インターネットで気象情報を入手する人には耳慣れない「短期予報解説資料」というのについて。
気象予報士の人は高層天気図やFAX天気図などと並んで、よく見るものだと思っている。この「短期予報解説資料」は、気象庁が毎日だいたい3:40と15:40の12時間ごとに更新されるもので、次の5つの見出し
1、実況の着目点
2、主要じょう乱の予想根拠と解説上の留意点
3、数値予報資料解釈上の留意点
4、防災関連事項[量的予報と根拠]
5、全般気象情報発表の有無
からなっている。
今後の概況を分かりやすく記載してあるんだけど、「実況の着目点」に特に重要な情報が掲載されている。また「防災関連事項[量的予報と根拠]」の部分で降水量や降雪量を含んだ数値の情報はここに記載されている。
気象予報士でなくても、気象に少しでも興味がある人は言葉を検索してみてちょっと覗いてみると面白いと思う。また気象庁のホームページにはそれ以外にも、気象予報士や気象に詳しい人以外はあまり見ないような資料がたくさん掲載されているので、チェックしてみてはどうだろうか。
ってところで、実は夜中に作成している今回はこの辺でお開きってことで、また。