先日、日本海側を中心に大雪となり高速道路では数日間立ち往生となった車が多く出た。
年末年始も大雪に警戒が必要だが、この前の大雪では日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)が原因であったと言われている。
「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」とは…
日本海には対馬海流という暖流が流れていて冬場でも海水温が暖かい時がある。その海上を冷たい寒気が大陸側からにほんがわへ向かって通り抜ける。その時、朝鮮半島北部(中国と北朝鮮の国境付近)の白頭山付近で、寒気が南北に分かれ、日本海で合流(収束)する。この時のラインは気象衛星からもくっきりと見えるほど分かりやすい。
そのラインが見えていると、日本海側では大雪が降っているという事になる。
冬の本番はまだまだこれからなので、平地や普段は暖かい地域かどうかに関わらず、気象情報を確認したい。
ってところで、今回もこの辺でお開きってことで、また。