「中小企業」と「中堅企業」の違い
今回も「名ばかり予報士」でございます。
最近、気象と関係ない投稿の時もあるが、時間のある方はちょっとお付き合いを。
ということで、前の投稿で補助金の話題を少し取り上げたんだけど、その中で出てきた「中小企業」と「中堅企業」の違いってなんだろう?
そこに行く前に、じつは中小企業という枠組みよりさらに小さい規模の企業には別の名称が付いている。それは「小規模事業者」というもので、聞き慣れない人もいるかもしれない。街の小さな商店や飲食店なんかがこれに該当するといったイメージ。
「小規模事業者」の定義は、
・従業員の数が、サービス業や小売業などは5人以下、製造業や建設業は20人以下となっている。これは中小企業基本法って法律で決まっている。
じゃあ「中小企業」の定義はと言うと、2種類ある。
1つは資本金の額で、サービス業や小売業は5千万円以下、卸売業は1億円以下、製造業や建設業は3億円以下。
2つめは従業員の数で、小売業は50人以下、卸売業・サービス業は100人以下、製造業・建設業は300人以下。
と言うことだそうだ。裏を返すと、上の規模を超えると「中堅企業」に該当するということになる。
そう考えると、「中小企業等事業再構築促進事業」の卒業枠ってかなりハードルが高いのかも知れない。
ってところで、今回もこの辺でお開きってことで、また。