今回も「名ばかり予報士」でございます。
今回は気象予報士試験の多肢選択式(マークシート形式)について。
この多肢選択式の問題は、「一般知識」と「専門知識」の2科目にに分かれている。
それぞれがどんな内容かっていうと…
「一般知識」は気象に関する基本的な内容と法律についての内容となっている
「専門知識」は気象の観測や予報などに関する内容についてが多い
一般的な資格試験だと合格点は6割が多いが、気象予報士の試験は各科目のいずれも7割合格となっているため、ちょっと難しく感じるかもしれない。
つまり、15問あって11問は正解しないとその科目の合格は出来ないことになっちゃう。なかな厳しからもう少し優しくしてあげても…、とも思うが決まりなので仕方がない(>_<)
色んな資格の試験を受けてきて思うところがあって、簡単に言うと特にマークシートの場合は、過去に出たような問題と似たような問題(中にはほぼ同じ)が出るか、毎回全く違う問題が出るかの2種類があると思う。
1科目の試験範囲がやたら広いものや計算ばかりしか出ない資格試験なら、毎回初見の問題を作り易いだろうと思う。改正がある法律系の資格とかもかな。
ただし、似ている問題が出やすい試験は、試験の学習範囲が実はそんなに広くなかったりする。気象予報士でいくと過去5年(10回分)とか多少無理をして過去10年分(20回分)くらいを分野や傾向、類似の問題を振り分けてみると、よく分かる。
テキストを購入すると、「過去にこの分野のこの内容が出てますよ!」的な表が最初か最後あたりに付いてたりするが、それをうまく利用して、自分が解けそうな分野の所から覚えたりしていく方が効率が良いのかもしれない。
勉強の方法は人それぞれで違うんで何とも言えないけど、一通りテキストの内容が分かったなと思ったら過去問をじっくり分析してみると面白いと思う。
ってところで、今回もこの辺でお開きってことで、また。