今回も「名ばかり予報士」でございます。
さて、気象予報士がよく合わせて持っている資格といえば…、まぁ「防災士」が多いのかぁと思う。もう一つは「健康気象アドバイザー」などかなぁ。
とは言え、これもまた一応持っている「防災士」とはどんな資格なんだろうかと。
これは日本防災士機構というところが実施している民間資格で、国家資格とはちょっと違うけど、自然災害が多い日本で暮らしているなら知ってて損はないことを学べる資格でもあるわけで。
自宅でのレポートと研修での座学、試験がある。また、それとは別に「救命講習」を受講するってことも必須となっている。僕の場合は、たしか地元の赤十字に行ったかな。
資格につきものの難易度はさほどではなく、興味がある人なら受け易い印象はあるし、どちらかというとその資格を取ってから活かす場所があるかどうか…。
本来はないに越したことは無いんだけど、この国にいれば台風や豪雨、大雪、地震、火山などなど自然災害を数えればきりが無いし、それがいつ発生してもおかしくないんだよね。
この資格では、単に自然災害や危険性を学ぶだけじゃなく、もしそういった災害で避難所などが開設された時にどのように運営していくかなど実践的なところを知ることが出来るし、多くの受講生と意見交換出来たりする。他県の人と知り合えたりして情報交換出来るのは非常に意味があるのかなぁと思う。
あとこの防災士にすごく力を入れてる地方の県は愛媛や大分が有名かな。
僕自身はたまたまこの資格を勉強してとったあとに大きな地震を経験(以前住んでた所で)したから、より現実を直接感じたし、それ以上の大きな災害になった時のことも考えさせられたなぁ。
いずれにしても気象と防災は密接だし、日々の忙しさにかまけてないでもう一度しっかり学ばないとなぁ、と思いふける夜中もあっという間にまた明日が来るかな…。
という所で、今回はこの辺でお開きってことで、また。